【Diary】2020/03/14. 春の波

数か月ぶりに訪れたブックバーで、

今宵みつけたその本は売り物ではありませんでした。

柘榴ジュースを飲み終えるまでのみじかい読書に気持ちが躍ります。


詩集。

普段あまり進んで読まないジャンルですがまず装丁に惹かれました。


そこには、小高い丘のうえに灯台が描かれていて

近くを二羽のカモメがゆらゆらと漂っています。


この表紙のシックな面持ちが、揺れるキャンドルの灯りに照らされて

より魅力を増しているように見えます。


きっとページをめくればもっと好きになる。

その予感通りに、読んでいくとますます引き込まれていきました。


「この本はぜひ私の部屋にも置きたい」そう思い立ったので

先ほど真夜中に本を注文するというはじめての経験をしました。

来週末あたりに届くそうです。


スマートフォンの注文完了の画面を眺めていると

ふと詩を読むことが大好きだったあの人に「おやすみ」と送りたくなったことは内緒です。


春の波よるの岸辺に眠るまでくちづけのない告白を聴く


© Chounoashiato / mikamiryo


嬢舌短歌リズム 蝶のあしあと

短歌作家・三上りょうが提案する福岡発の恋する短歌ブランド、蝶のあしあとです。