【Diary】2020/04/15. 春の星

深夜に手紙を一通したためました。

宛名はありますが切手は貼らずに引き出しのなかにそっとしまっておくための手紙です。


私には卒業したいもののひとつに「過去の恋」があります。

その恋はとても穏やかなもので、このままずっと続くのだと信じていました。

どちらかが別れを告げたわけでも嫌いになったわけでもありません。

一緒にいることに特別な理由は必要ないのと同じで

離れることにもそんな理由はなかったのです。


「さよならだけが失恋だけじゃない」

当時、詠んだ歌の下の句を文末に添えて、

桜の花びらのかたちのマスキングテープでそっと封をしました。



ふたりごと逆さの光滑らかな夜明けを持った春の星たち


© Chounoashiato / mikamiryo

嬢舌短歌リズム 蝶のあしあと

短歌作家・三上りょうが提案する福岡発の恋する短歌ブランド、蝶のあしあとです。