2020.03.03 10:00「春昼」花衣ー歌酔い(久女の俳句を短歌リズムに)「春昼や坐ればねむき文机」ラブレターあなたに返すより会いにいこうかなんてうたたねの春Tanka by © Chounoashiato / mikamiryo関連イベント
2020.03.02 10:00「春の夜」花衣ー歌酔い(久女の俳句を短歌リズムに)「春の夜のねむさ押へて髪梳けり」春の夜に帰してくれぬ君はまたこの黒髪が好きだと誘うTanka by © Chounoashiato / mikamiryo関連イベント
2020.03.01 10:00「恋猫」花衣ー歌酔い(久女の俳句を短歌リズムに)「恋猫を一歩も入れぬ夜の襖」恋心 夜の帳に嫌われて いっそ猫なら会えていたものをTanka by © Chounoashiato / mikamiryo関連イベント
2020.02.29 10:00「菊」花衣ー歌酔い(久女の俳句を短歌リズムに)「しろしろと花びらそりぬ月の菊」私より濡れる妻花をみつけたの 月夜の菊を反らし続けてTanka by © Chounoashiato / mikamiryo関連イベント
2020.02.28 10:00「秋の暮」花衣ー歌酔い(久女の俳句を短歌リズムに)「さみし身にピアノ鳴り出よ秋の暮」秋の暮れ誰か私のためだけにピアノを鳴らす紳士になってTanka by © Chounoashiato / mikamiryo関連イベント
2020.02.27 10:00「夏草」花衣ー歌酔い(久女の俳句を短歌リズムに)「月光揺れて夏草の間を流れかな」月光は予感を揺らす夏草の時の間に恋歌流れるTanka by © Chounoashiato / mikamiryo関連イベント
2020.02.26 10:00「夕顔」花衣ー歌酔い(久女の俳句を短歌リズムに)「夕顔や遂に無月の雨の音」夕顔は恋と知らない雨の音みつめられない君の横顔Tanka by © Chounoashiato / mikamiryo関連イベント
2020.02.25 10:00「月涼し」花衣ー歌酔い(久女の俳句を短歌リズムに)「月涼しいそしみ綴る蜘蛛の糸」綴られた蜘蛛の糸には蝶の翅 涼しい顔は三日月ばかりTanka by © Chounoashiato / mikamiryo関連イベント
2020.02.24 10:00「冬夜」花衣ー歌酔い(久女の俳句を短歌リズムに)「戯曲よむ冬夜の食器浸けしまま」愛された証のワイングラスたちそのままに詠む冬の夜更かしTanka by © Chounoashiato / mikamiryo関連イベント
2020.02.23 10:00「ストーヴ」花衣ー歌酔い(久女の俳句を短歌リズムに)「ストーヴに椅子ひきよせて読む書かな」ストーブの温もりを抱く夜の図書椅子ひきよせて続きも一人Tanka by © Chounoashiato / mikamiryo関連イベント
2020.02.22 10:00「桜月夜」花衣ー歌酔い(久女の俳句を短歌リズムに)「たもとほる桜月夜や人おそき」猫走る桜月夜や路地をゆく人にかまわぬ影美しいTanka by © Chounoashiato / mikamiryo関連イベント
2020.02.21 10:00「花衣」花衣ー歌酔い(久女の俳句を短歌リズムに)「花衣ぬぐやまつはる紐いろいろ」遊びならするりと脱いだ花衣 君の一途に縛られているTanka by © Chounoashiato / mikamiryo関連イベント